びっくりするくらい、いい天気。
暑いのは変わりませんが、雨が降ってムシムシするよりよっぽど気分がいいです。
弊社で以前、ご購入頂きましたピックアップ2台が
偶然同じタイミングで里帰り入庫。
この2台がここに並ぶのは久しぶり。
そういやディーゼルの排気ガス試験、休み返上でやってたよなぁ~とか
感慨深いものがこみ上げてきました。
もうそれも2年前。
今でもこうやって、修理や車検をご依頼頂くという事は
ありがたい事だと思います。
ご期待に添えるようにがんばります。
以前から話題沸騰中!? のAMG C63ですが
シリンダヘッドが内燃機屋さんから帰ってきました。
ヘッドの面の歪みもなく、水圧テスト結果も良好。
・・・となると
やはりシリンダヘッドボルトの折損が原因で
クランクケース内に冷却水が侵入。
その水がブローバイガスと共にインテーク側へ還流。
そして吸入空気とともに、その水がシリンダ内へ吸い込まれる・・・
と、まぁこういう感じかな。
じゃあ、なぜヘッドボルトが折れたのか。
①ヘッドボルトの組み付け不良
②ヘッドボルトの素材が悪い
③エンジンの熱による、膨張・収縮が限度を超えた
これのどれかなんでしょうね。
いずれにせよ、このM156エンジンはチューニングエンジンであって
よく言われる、日本での使用環境には合わないのかもしれません。
そんなにチューニングエンジンかと言うと
外したカムシャフトを見て
工場長が興奮ぎみに
『このカム山、スゴイと思わへん?これ、純正やで!』
と言ってたもんですから(笑)
しかし使用環境を考慮してか、もしくは元々部品が悪かったのか
部品が届いたので、比べてみると
!!
形状変更なってるやん!
う~ん、理由はメーカーしか分かりませんね。
ここからは、オイル&水で汚れた部品をひたすら洗浄する作業。
実はこれが一番手間が掛かります。
他の作業の合間をみて、やっていきます。
話は変わって、
今まで、FBやカーセンサーなど
メディアに露出が無かった、うちの看板娘。
実は、見に来られるお客様が意外に多いんです。
かわいいでしょ?
今までは部品が揃わなかったので、販売はしてなかったのですが
C63がちょっと進んできたので
次の作業にしようと、ヨーロッパに部品発注しました。
部品が日本に入ってくるのは、もうちょっと先になりそうですが
これで車検が通せそうです。
部品が来て作業開始となったら、またお知らせしますねー