弊社は2004年の創業以来、自動車販売と整備をしてまいりました。
そりゃーもう、色んな事がありました。
嬉しい事や悲しい事、楽しい事や辛い事…
何とか乗り越えて、やってこられたのも、お客様の支えがあったからこそ。
ここで改めて、お礼申し上げます。ありがとうございました。
なーんか、閉店の挨拶みたいになりましたが(笑)
これから先の苦楽を一緒に乗り越えていってくれるであろう、新しいスタッフが2名増えています。
でも実は、去年末からなんですけどね。
整備士さんではなく、営業マンでもありません。
鈑金・塗装部門を新設致しました!
・・・とは言っても、専用の工場は未だ出来ていません。
仮設の設備で作業してもらっています。
敷地内の工事は進んでいますので、夏頃には出来るかな~って思っています。
ここらで一つ、『鈑金・塗装って何?食えるのか?美味いのか?(笑)』っていう方に簡単な作業例を。
次の写真を見て下さい。
フロントバンパーの下の角が傷ついた車です。
販売店さんとかだと、バンパー交換!ってなるかもしれませんが
金額を抑えるために、部分的な補修をします。
削れている部分を奇麗にした後、傷の凹みを直すためにパテを塗ります。
パテを塗るって言っても、使用するのは最小限。
いかに少ないパテで直せるかが腕の見せ所。
もちろん、そのまま色を塗ったらダメ。
元々の形状になるように果てしなく削ります。
スタッフ曰く、『パテ研ぎは芸術(アート)や!』との事です。
研ぎ終わったら、その上に塗る塗料がしっかり密着するように
サフェーサーと呼ばれる下地塗料を塗ります。
そこから、車の色に合わせて塗装します。
新車時はどの車も同じ色ですが
使用環境によって色の退色具合が1台ごとに変わりますので
仮に、同じ色の車を2台塗るとしても、塗料は作り替えます。
そして、完成。
キレイになりました。
今回は部分補修ですが、勿論こだわった修理方法も可能です。
でも、これは個人的な意見ですが
『部分補修の上手い店はどんな鈑金・塗装も上手い!』と思ってます。
中華料理屋の腕前を見るのに、チャーハンを作ってもらうみたいなもんです。(美味しんぼ参照)
そんなこんなで、新部門を立ち上げました。
『鈑金・塗装ぉ~はじめましたぁ~』(AMEMIYA風で)
宜しくお願いします。